どうも、SACHIだよ〜(▰˘◡˘▰)

 

芥川賞を受賞した上田岳弘さんの小説「ニムロッド」を電子書籍で読んだので結末などには触れずにサラっと感想を書いたよ(◍•ᴗ•◍)

 

芥川賞 小説 ニムロッド 感想と考察【一部ネタバレ】

ニムロッドは仮想通貨という話題のネタがツカミとして上手く使われてるので若い世代の心も惹きつけると思う。

 

主人公の仕事が仮想通貨に密接してる為、終始ビットコインなどの単語も出てくるよ(▰˘◡˘▰)

仮想通貨を悪い意味で引用してる箇所もなく上田さん自身も興味が深いのかな?とも思いました♪

主人公がサトシナカモトと同姓同名である事やビットコインがうまく比喩に使われている純哲学作品です。

 

1人で採掘課を担当しながらビットコインのマイニングに勤しみ、恋人の田久保紀子や元同じ職場の荷室仁との人間模様が複雑に絡み合います。

 

めまぐるしい情報化社会の中で人間が人間でいられる事ができるか?

3人の登場人物からの観点で人間の欲望や悩みが表現されています(▰˘◡˘▰)

難しく感じる部分は情報が少ない描写から心情や状況を読み取る必要があることかな〜。

 

芥川賞となれば実写化、映画化される可能性も高いので仮想通貨が再び世に浸透する好機になるかもしれないね♪

 

あらすじを3人の登場人物を主軸に書いてみたよ。

中本哲史

主人公である中本哲史はサーバーの保守会社に勤めているIT関係の会社員です。

社長から仮想通貨の採掘を命じられたところから物語は始まります。

仮想通貨界隈の方々は「中本哲史」でピンと来たはずだよねw

 

これは作者の上田さんは狙ってらっしゃると思いますが、あのビットコインの創設者サトシナカモトと同姓同名の設定です。

文中にもサトシナカモトについての簡単な解説があるよ♪

 

感情に反して片目から無機質な涙が出る体質なのがポイント。

サトシナカモトと「同姓同名」というところがこの物語のミソです。

荷室仁

本のタイトルでもある「ニムロッド」は元会社の先輩である荷室さんのあだ名だよ

小説の公募に何度も落選した小説家であり、主人公に何度も「ダメな飛行機コレクション」という題名でLINEで送ってきます。

この元ネタはまとめNEVER「ダメな飛行機コレクション」を題材にした解説思想なの(▰˘◡˘▰)

 

これは誰にも見せるつもりのない小説なのに主人公に送り続けます。

ニムロッドという言葉は作者の上田さんが好きなPeople In The Boxの楽曲「ニムロッド」が由来だそうです♪


田久保紀子

 

バツイチの外資系のエリートOL!

主人公の恋人で、かなりバリバリです(◍•ᴗ•◍)

主人公を「君」と呼びます。

 

生活に困る事もなく恋人も居て生活に潤いもあるはずの彼女も心に傷を負っていて・・・。

出生前検診で障害が発覚し、前の旦那との間にできた子を中絶した事がトラウマに・・・。

主人公に送られてくる荷室仁からの小説(LINE)を見たいと言い、ニムロッドに興味を持ちます。

 

女性視点からすれば、女の社会進出について平等に描かれている事に嬉しさを感じます♪

 

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ニムロッドが描く時代

小説内に出てくる単語から時代背景を探る事ができるよ〜(▰˘◡˘▰)

仮想通貨でいうと、ビットコインがいくらの時期かな〜?

と気になるのがトレーダー魂ってやつですw

 

チェックポイント
  • iPhone8
  • 0.001BTC→920円

 

主人公のスマホの機種はiphone8だよ

iphone8が国内で発売されたのは2017年9月

 

そして主人公が序盤で採掘していたビットコインのレートが0.001BTCで920円と書かれているよ♪

1BTC=92万円の頃は11月6日以降。

 

物語は2017年11月頃〜2018年の2月辺りを描いていると推察できます♪

それ以外にも「Slack」という単語が頻繁に繰り返し登場する事も情報化社会の鮮度の高さを伺えます♪

 

出版社 講談社/文芸
発売日 2019年1月19日
価格 1320円820円(→ebook)

ebookjapanだと初回500円割引なのでお得♪

サトシナカモトの正体は何者?実在?

私自身は仮想通貨にどっぷりですが、予備知識が無い方に解説を入れておくね(▰˘◡˘▰)

ナカモトサトシはビットコインの創設者とされています。

 

名前は本名かどうかも不明

漢字は「中本哲史」と用いられる事が多く、ニムロッドの主人公の漢字も中本哲史が使われています。

画像検索すれば出てくるはこちらの方はドリアン・ナカモト氏であり本人ではないと否定しています。

 

そしてサトシナカモトが書いたとされる「ビットコインに関する論文」は英語が流暢なのと日本語が使われてないので日本人ではないとう見方もあるよ〜!

2013年にサトシナカモトを名乗ったオーストラリア人のクレイグ氏は本人しか知り得ないはずの暗号キーを使って電子署名をしたけれど、まだまだ確証には至らずに現時点でも疑問視されてるの

 

さらに、個人ではない可能性も浮上していて、現時点でも正体不明です( ˘ω˘)スヤァ

サトシナカモトの総資産は100万BTCと推論が出ています。

現在のビットコインの時価総額が40万なので、日本円に換算すると約4兆円になるよ!!!!!

 

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仮想通貨(ビットコイン)の採掘方法

仮想通貨は世界に広まり、まだ取り扱い制限などもありますが日本では2016年2月から「お金」として認定されているよ(▰˘◡˘▰)

ニムロッドにも出てくるビットコインの採掘方法について書く前に・・・

それぞれの呼び方があるので覚えておいてね♪

チェックポイント
  • 採掘→マイニング
  • 採掘者→マイナー

 

主人公の中本哲史はマイニング事業を1人で行っているマイナーという事です(▰˘◡˘▰)

採掘方法(マイニング方法)はパソコンによる計算で仮想通貨を採掘するの♪

 

ブロックチェーンの計算をして、マイナーさんが計算を実行するよ!

早く正解の計算をしたマイナーさんに報酬が出るのです♪

 

仮想通貨(ビットコイン) マイニングの仕組みや原理!

マイニングの原理としてなぜ「採掘」と呼ぶのかというと、マイナーさんに支払われる報酬(一部)が新規に発行されたビットコインだから!!

掘って新規に発見するというイメージです。

 

ビットコインの価格が上がればマイニング報酬が上がるという事に連動します。

そうすると、報酬目当てに多くのマイナーさんが現れる訳です。

1日の採掘量が減る」と表現されたりするのは競合が増える事で採掘難易度が高くなる仕組みです。

 

そして、マイナーそれぞれが監視し合い、マイニングによって正しい計算処理が常時行われているという中央集権です。

マイニングのデメリットは設備費や電気代が果てしなくかかるので高スペックPCでないと利益を生み出しにくい事や、価格が下がれば採算が合わなくなる事です(▰˘◡˘▰)

最後に

わたしは、小説の後半にちらっと書かれている仮想通貨(アルトコイン)のリップル(XRP)に投資しています(▰˘◡˘▰)


小説でも表現されてるように、大きく下がった時が実は買い時だったりもするのです♪

よければリップルに投資する理由をご覧ください♪

 

以上、「ニムロッド」の感想と解説でした(▰˘◡˘▰)

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